もう一人で悩まない。夫婦二人三脚の不妊治療。

不妊症の原因や治療法、そして治療費や自治体サポートなどを詳しく説明。

夫婦で不妊症セルフチェック!妊活への1歩を踏み出そう

結婚をし、子どもが欲しいと計画をした夫婦の場合、およそ半年で7割、1年で9割、2年で10割が妊娠すると言われています。

そのため1年経っても妊娠しない場合を不妊症の疑いがあるとしています。

不妊症の原因は様々ですが、現代人の多くの原因は35歳を過ぎてからの結婚や妊娠を望む妊活です。いくら平均寿命が延びたと言っても、人間の身体の老化が止まったわけではありません。人間の生殖機能は35歳を過ぎると老化していきます。

自然な流れで人間が成人するのは10代後半から20代です。様々な内蔵機能や免疫機能が最もピークを迎える20代の妊活と比較し、老化の始まる35歳を過ぎてからの妊活はとても難しく、それは女性だけではなく男性側も同じです。

 

2015年に結婚をした人の年齢の全国平均は男性が31.1歳、女性が29.4歳です。

これは、彼らの親世代が結婚をした時代よりも3歳近く祖父母世代と比較すると女性では5歳以上遅くなっています。これは平均ですから、10代で結婚をする人もいますので、その分30代での結婚が増加しているということです。

さらに、女性も仕事を持ち不規則な生活や無理な労働によるストレス、若い頃の無理なダイエットで妊娠しにくい身体になっていることもあります。こういったことが少子化に拍車をかけています。

 

不妊に悩む夫婦はとても多い!

今、不妊治療を行っている夫婦は多く、厚生労働省の助成金を受けながら治療を行っている人でも68,000人を超えています。そのうちの9割が30歳以上、7割近くが35歳以上です。そして、助成金を受けている実績数はこの5年間で4倍以上に達しています。

さらに、1年間で5万人以上、10人に1人が体外受精による妊娠をしています。受精そのものに問題があり一般的な不妊治療では難しい場合は、こういった方法で妊娠をすることが可能となっています。

もちろん体外受精をしたからといって、必ずしも妊娠をするわけではありません。1つの選択肢として、多くの夫婦が取り組んでいます。

しかし、不妊治療は保険適用外のため費用も多くかかります。ただでさえ少ない給与から、年金や健康保険、税金をごっそりとひかれてしまう20代、30代の夫婦にとって、簡単に取り組めない治療となっています。

そこで、年収が730万円に達していない夫婦には、国では妻が39歳までに不妊治療の初回を始めた場合は6回まで、43歳までなら3回まで、1回につき30万円を限度額とした助成金を行っています。

こういった取り組みは東京都だけでなく、埼玉県や神奈川県でも行われており、1人でも多くの不妊症に悩む夫婦の手助けや、少子化の改善の一貫として行われています。

しかし、43歳を超えた妻に対しては、助成金の適用はありません。どうして?と思われるかもしれませんが、40歳を超えた段階で、妊娠の確立がかなり低くなり、43歳を超えてしまうとさらに低くリスクが高くなってしまうからです。

 

この助成金を活用して体外受精に成功し妊娠に至ったケースもあります。

 

不妊症セルフチェック【男性編】

男性の側の不妊症セルフチェックには二つの方法があります。まず、「はい・いいえ」形式では、次のようなことが質問項目にあります。

  • 精巣の長径が3cm以下
  • 精巣がはれたことがある
  • 思春期以降、おたふくかぜにかかって精巣がはれた
  • 性病(クラミジア、尿道炎など)にかかったことがある
  • 鼠径ヘルニアの手術を受けたことがある
  • 精液の量が1ml以下

家庭で簡単に精子をチェックする方法があります。スマホで「seem」というキットを取り寄せます。こちらを使って自分の精子を採取します。

こちらには測定チケットのバーコードが描かれた紙とレンズが入っています。こちらを用いて、スマホを利用し、手順通りにチェックすることで、自分の精子の状態を知ることができます。

 

不妊症セルフチェック【女性編】

女性の場合、不妊症を前もって知るセルフチェックがあります。

  • 避妊をせずに月数回の性行為があるのに、半年を過ぎても妊娠しない
  • 性行為の際に痛みがある
  • 生理不順である
  • 生理の時に痛み止めが離せないほど、痛みがひどい
  • 特に生理痛がここ数年でひどくなっている
  • 過去に淋病やクラミジアといった性病にかかったことがある
  • 以前にはなかったおりものがある
  • 年齢が35歳以上である
  • BMI値が26以上の肥満、17以下の痩せすぎである

この他にも子宮内膜症、子宮頸がん、性行為感染症のチェックなどをすることで、女性自身の身体で起こっている不妊症の原因を、あらかじめ予測することができます。

原因によっては薬の服用で不妊症が改善されることもありますが、体外受精が必要となる場合もあります。体外受精は自然の不妊治療と比較し、身体にも経済面でもリスクを伴いますが、それでも妊娠したいという人の多くが、取り組んでいます。

 

気になる症状がある場合は早めの受診が大切!

女性でも男性でも不妊症の原因が治療可能なものもあります。治療可能のものであれば早期治療することで、不妊症を早期に改善することができます。

逆に不妊症の原因にガンなど命にかかわる原因が隠れていることもあります。そのためにも不安な症状、気になる症状がある場合は、早めに専門医の相談をすることが大切です。

 

まとめ

不妊治療の第一歩は、まず自分を知ることです。男性でも女性でも、今ではネットでセルフチェックができる場所が沢山あります。

20代でも生理痛など気になることがあったら、早めに専門医に相談をすることをおすすめします。早めに専門医の治療を受けておけば、その後結婚をした時に安心して妊活することができます。

そして、今の若い女性の問題の一番は、痩せていることを第一にした痩せすぎ問題です。痩せすぎは不妊症の原因にもなりますので、日ごろからバランスの良い食事をとって、健康な身体作りをすることが大切です。