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よもぎ蒸しで妊娠しやすくなる?!効果と注意点

昔から子宝に恵まれない夫婦の間に様々な民間療法があります。

よもぎ蒸しは本来、リラクゼーション効果があると日本でも取り入れられている、美容やダイエットのためのもので、医学的に不妊に効果があるというわけではありません。しかし、韓国では古くから、不妊治療に効果があると、民間療法の1つとして伝わっています。

よもぎ蒸しとは、どんなものなのでしょう。どうすればいいのでしょう。そしてそれは本当に効果があるのでしょうか。

 

それを検証していきたいと思います。

 

よもぎ蒸しは韓国に伝わる民間療法のひとつ!

よもぎ蒸しは、美容大国の韓国から日本へと伝わった、エステ効果のある療法です。

 

よもぎ蒸しは、よもぎを煎じて下半身を蒸す方法です。蒸すことによるスチーム効果と、よもぎの成分の効果を得ることで、身体を芯から温めることができます。それにより、頭痛や肩コリ、便秘や月経痛などを改善する効果があると言われています。

 

また、直接女性器をスチームで温めることにより、粘膜から薬効成分が経皮吸収されるため、飲むこととは違う効果を得ることができます。

 

よもぎを専用桶に入れてお湯でぐつぐつと煮炊きします。その桶を座面の真ん中に穴のあいた椅子の下に置き、その上に衣服を脱いだ状態で、紙のパンツ1枚で座ります。

 

その上からガウンをすっぽりとかぶり覆い、サウナのような状態にします。これがよもぎ蒸しです。

 

サウナのような状態になるため、気を付けないと脱水を起こし気持ちが悪くなります。無理をせず変だなと思ったら、お店の人にきちんと申し出て、お水を取るなり、温度を下げてもらいましょう。

 

また、よもぎ蒸しは自宅でもできるような業務用セットが通販で販売されています。25,000円程度ですので、簡単に家庭でもよもぎ蒸しをすることができます。

 

しかし、1人で行う時は、無理をして脱水から来るめまいを起こさないよう、注意してください。体調がすぐれない時はやめましょう。よもぎ蒸しは、血行が促進され老廃物が身体の中から出ます。大量の汗をかきますので、デトックス効果もあります。

 

体を中から芯から温めることで冷え性や低体温を改善し、妊娠しやすい身体を作ったり、よもぎの効果で産後の肥立ちが良くなるということが言われています。

 

もちろん1回では簡単に効果はあらわれませんので、週に1回くらいで数回通うことをおすすめしています。

 

よもぎ蒸しは不妊の原因の「冷え」を改善!

よもぎは草餅の材料として昔から利用されていました。道端に生えている普通の草なのに、その効果は高く、発がん抑制因子を増加させる効果、食物繊維のとの相乗効果で、血中コレステロール値を下げる効果、傷口やアトピーの改善効果があります。

 

また、よもぎはお灸の「もぐさ」の原料です。もぐさにもなるよもぎは、煎じて、身体の中からスチームをあてることで、貧血予防やアレルギーの改善、美肌効果や婦人科系疾病の改善が認められています。

 

婦人科系の疾病や肌の老化、貧血の共通点は身体の冷えを原因としています。よもぎはその「冷え」を予防・解消することで、貧血を予防し、血行を促進し肌のターンオーバーを促進することで美肌にし、婦人科系の病気予防や改善に関与しています。

 

「冷え」「低体温」を改善することで不妊治療の一歩を踏み出すことができます。

 

よもぎ蒸しの香りは心を落ち着かせてくれる!

よもぎの香りは、樹木の香りとも言われています。香りをかぐことで自立神経や脳の働きを活発にし、神経の安定・充足・ストレスの解消、発想・思考の展開に有効な働きにするという効能があります。

 

よもぎの香り樹木の周りにもあり「ヒィトンチッド」と呼ばれ、抵抗できない植物が身を守るために身に着けた香理と言われています。植物に有害な微生物やカビ、昆虫から樹木を守る働きをする天然の抗生物質です。

 

ヒィトンチッドはストレスの解消に欠かせない物質で、ハーブとして入浴剤は安眠枕などにも配合されています。

 

よもぎは日本が誇る天然のハーブです。ストレスが原因で妊娠できないということであれば、よもぎ蒸しだけでなく、よもぎの香りをたくさん摂り入れることをおすすめします。

 

よもぎ蒸しを使うタイミングと注意点は?

よもぎ蒸しは人の体質と使う時によって副作用が出る場合があります。ニキビ治療のために、よもぎ蒸しを始めた人が、ニキビがひどくなるということがあります。

 

老廃物を外に出すと言っても、中途半端に1回で終わってしまうと、老廃物が顔の表面に出たところで止まってしまい、逆にニキビがひどくなる、ということがあります。

 

また、月経の直前や直後によもぎ蒸しを行って気分が悪くなる人もいます。自分の体調に合わせてよもぎ蒸しをおこなう事が大切です。いくら体にいいからといって、毎日続けるのではなく、週に1回程度にしておきましょう。

 

よもぎ蒸しは排卵前が良いという話しもありますが、これは低温期の排卵前によもぎ蒸しを行い、体の中から温めて血行を促進することで妊娠しやすい身体を作るため、ということでしょう。

 

高温期に体を温めすぎると子宮の中に熱がこもって着床しずらくなるという人がいますが、それは37℃以上の熱が出た場合です。

 

よもぎ蒸しで無理をして脱水や熱中症になるほどでなければ、あまり心配をすることはないようです。しかし、ガウンを羽織った中は、サウナのようになりますので、無理をして熱中症のような状態にならないように注意しましょう。

 

よもぎ蒸しの後にたくさん水分を取って脱水にならないようにすることも大切です。妊娠後期によもぎ蒸しをすると子宮口が開きやすくなり、出産が楽になるとも言われています。

 

まとめ

不妊治療や妊活には様々な民間療法があります。これは昔の人が長い間かけて手に入れた知恵です。つい民間療法をバカにしてしまうこともありますが、あながち間違いとは言い切れません。

 

もちろん、民間療法に頼るだけではだめですが、冷え・低体温やストレスの改善、体中の血液をキレイにして血行を促進ということは、妊活だけでなく女性の体全部にも必要な療法です。

 

今の30代、40代の女性たちは10代の頃が第二次ミニスカートブームでした。体が大人になる中高生という大切な時期に、短いスカートをはき、ぴったりとした靴や服で血行を悪くし、体を冷やしていました。そのツケが今になって表れている人もいます。

 

低血圧、低体温は不妊の原因だけでなく、やがて来る更年期障害を重くすることにもなります。可愛い、カッコイイと短いスカートをはいて、身体を締め付けるような服を着て、ミュールやヒールを履いている10代の後輩の皆さん。

 

10年後、20年後、そしてその後自分が後悔しないためにも、今の自身の体を大切にしましょうね。